豊橋市『医療法人さわらび会 福祉村病院』は、老人ホームや障がい者支援施設、郵便局、保育園などの様々な施設が集まった『福祉村』の中心にある療養型病院です。
総合病院などと違い、長期療養の患者さまが多く、認知症ケアをメインとしています。
福祉村病院では、「自立支援」を第一の目標としており、利用者のみなさまの個性を尊重し、社会復帰のためのリハビリや、できるだけ寝たきりにさせない取り組みをはじめとした一人ひとりに合った医療・福祉活動を提供しています。
今回は、そんな『医療法人さわらび会 福祉村病院』の総看護師長様および、看護師の皆様へ『福祉村病院』で働く魅力などについて、インタビューをしてきました。
豊橋市『医療法人さわらび会 福祉村病院』で働く看護師の皆様を取材しました!
実際に病院で働く方のリアルな声を聞くことは、なかなかないかと思います。
そこで今回は、ヒガワーク取材陣が看護師3名に直接お話を伺ってきました!
看護師 M・Iさん(12年目)
- 福祉村病院で働こうと思ったきっかけを教えてください。
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私は、以前勤めていた病院を結婚と同時に退職し、その後福祉村病院に入社しました。
福祉村病院に入社した決め手は、ここで働いている知人から、保育園が併設しているため、子育てがしやすいと教えてもらったことが大きいです。
保育料は無料で、おやつ代のみでよく、また病院に併設しているので、子どもの体調が悪くなった時にはすぐに駆け付けられることがとてもありがたく感じます。
- 実際に働いてみてどうですか?
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子育ての面では、子どもの調子が悪い時はもちろん、自分の調子が悪い時でも、まわりが気にしてくれたり、休みやすい雰囲気があります。
また、絶対に夜勤をやらないといけないという事がないため、子育てと仕事の両立がしやすいと思います。
まわりもとても優しく、子育てに対して理解があるので、実際に私は育休を3回取得させていただきました。
仕事の面では、大きな病院などでは、1人で毎日違う患者を複数人みますが、福祉村病院では、係分担がされており、全員で協力して仕事をします。
みんなで声を掛け合い助け合うので、自然と絆も深まり良い人間関係が築けています。
そういったことも福祉村病院で長く仕事を続ける理由の1つです。
- どのような雰囲気の職場ですか?
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この職場に入り、働いているスタッフ全員が誰にでも挨拶をすることにとても驚きました。
もちろん挨拶をするのは基本ですが、スタッフ間だけでなく知らない人にもすれ違うときに必ず挨拶をします。
挨拶をしなければならないというルールがあるわけではないのに、全員が自然と身についていることに感動しました。
看護師 Y・Kさん(15年目)
- 子育てがしやすい職場だとお聞きしましたが、実際にどのような点が子育てしやすいと感じますか?
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以前勤めていた総合病院では、子育てと仕事の両立が難しく退職しました。
その後、福祉村病院で働く友人から、子育てがしやすい職場だと聞いて見学に来ました。
託児所を見学して、保育園並みに充実したカリキュラムに驚きました。
3歳以降も通っている市の幼稚園、保育園の保育時間が終わったあと、託児所に連れてくれば二次保育を受け付けてもらえます。
その当時はなかなか市の幼稚園では延長保育がなかったので、とてもありがたかったです。
その仕組みのおかげで、自分のワークスタイルを変更することがなく働くことができました。
また、子どもが熱がでたり、学校行事などの時にも柔軟に対応していただけることも子育てしやすいポイントです。
- どのような雰囲気の職場ですか?
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入社してすぐから、とてもアットホームな環境だと感じました。
看護師長さんにも相談がしやすい雰囲気で、しっかりと話を聞いて受け止めてもらえます。
また、教育体制も整っており、本人のペースに合わせて指導もしていくので、総合病院で働いていた方や、まったくの新人でも心配はないと思います。
- 働いていて「良かった」「嬉しい」と感じたエピソードはありますか?
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福祉村病院は、主に高齢者や認知症の患者さまが入院しているので、ここで最期を迎える方が多いです。
最期を迎えた患者さまのご家族の方から、『ここに来て本当によかった。』と言っていただけたときに、看護を頑張ってきてよかったなと思いました。
また、それがモチベーションにも繋がっています。
看護師 C・Nさん(20年目)
- 福祉村病院で働こうと思ったきっかけを教えてください。
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最初は、福祉村病院で働く知人から事務職の求人があると聞き、応募してみようと思いました。
しかし、実際は、その時の募集は介護職のみでした。
介護職にも興味があったので、見学後に面接を受け、介護職としての入社を決めました。
介護の仕事を始めてしばらくして、一緒に働く仲間に看護学校に誘われ、そこから働きながら学校に通わせてもらい資格を取得し、その後そのまま看護師としてここでずっと働いています。
- 最初の見学時、福祉村病院はどんな印象でしたか?
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大変そうな職場だとは感じましたが、見学に付き添ってくれた方がとても親切で、この人がいれば大丈夫だととても安心したのを覚えています。
- 働く前と比べ、実際に働いてみて感じたギャップなどはありますか?
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福祉村病院に入院している方は、高齢者や自分で動けない方がほとんどなので、思っていたよりも重労働で、体力的にとてもキツイと思いました。
しかし、一般的な病院では、治療をし良くなって退院していく方が多い中で、福祉村病院は入院から最期まで患者さまと関わることができます。
ご本人だけでなく、そのご家族の方とも長く関わることができるので、信頼関係が生まれやすいです。
患者さまの最期をご家族と一緒に考えて、その人にあった最期を迎えることができ、そこにやりがいを感じています。
『医療法人さわらび会 福祉村病院』の魅力とは?
Q1:入社後はどんな仕事を経験していくのでしょうか?
入社するスタッフにより、まったくの新人もいれば、中途で経験を持った方もいます。
そのため、その人その人の経験度に合わせて指導者が付いて仕事をしていきます。
福祉村病院は、医療と介護に分かれていますが、医療に関しては医学的な管理がメインの仕事になりますので、そこを中心に教育をしていきます。
そして、ある程度教育が終われば次の段階の実践へと進んでいきます。
よく、いきなり仕事をまかせられると不安だと言われる方もいますが、きちんとその方に合った形で仕事に入っていただくので安心してください。
Q2:「医学的な教育」とは、具体的にどういったことを学びますか?
まずは、福祉村病院の患者さまの特徴や、どういった病気があるかなどをきちんと理解してもらいます。
そして、そのために必要な治療や看護、技術を学んでもらいます。
例えば、新人の方であれば、1年かけて段階的に進めていきます。
入院している患者さまの多くは認知症です。
そのため、まず初めの約3ヶ月間で高齢者に多い疾患についての知識を習得してもらい、知識をしっかりと得た段階で、次の3ヶ月間でそれに対してリーダー業務ができるよう指導・教育をしていきます。
そして、次の3か月間で患者さまを受け持ち実践に入り、最後に残りの3ヶ月間で夜勤業務ができるよう訓練をしていきます。
リーダー業務とは、基本的には主治医とのやり取りになり、その日の患者さまの状態を主治医に報告し、指示を仰ぐという業務が主になります。
また、現場の他のスタッフに対し、主治医から受けた指示の業務を分担する役目もあります。
即戦力になるよう、リーダー業務を早めに学んでもらっています。
Q3:施設を運営する上で、どのような点を重視・大切にされていますか?
看護師の役割からすると、患者さまの残存能力、持っている力を引き出したり、活かすことが一番だと考えています。
病気になっても、歳をとっても、自分のことは自分でできるということはとても必要なことで、そこに幸せを感じる方が多いです。
決して、病気だけを見るのではなく、患者さまを見るという事を大切にしています。
これは、「みんなの力で、みんなの幸せを」というさわらび会の理念にも通ずるものがあると思います。
働く従業員視点では、「やりがい」を一番大切にしています。
「やりがい」のない職場に人は集まらないし、ここで働いていても自分の存在価値が見いだせないと、従業員は辞めていってしまいます。
やらされているというより、自分たちが自らやっているという感覚を持ち、やったことに対し成果が生まれ、そして、きちんと評価を受けることで従業員の満足度にも繋がっていると思います。
Q4:どのような性格や想いを持った人が働いていますか?
福祉村病院では、入職をする際に【高齢者のしあわせ】というテーマで作文を書いていただきます。
そこには、患者さまを尊重し、その人に合った生活を送り最後を迎えられるように手助けをしたいと書く人が多いです。
そういった同じ考えを持っている人たちがここで働いてくれていると思います。
Q5:仕事を通じて、従業員の方にどのような成長をしてもらいたいと考えていますか?
仕事を通じ、主体性を育み、諦めない力をつけてほしいです。
そのような力をつける事により、色々な意味でスキルアップだったり、ステップアップできると思います。
今の自分に満足することなく、さらに上を目指し、専門職として成長してほしいと考えます。
Q:最後に、読者の皆様にメッセージをお願いします。
福祉村病院では、看護師の資格のない方でも、入社後働きながら資格を取得することが出来ます。
また、長年看護師として働いておらずブランクのある方でも、きちんとした教育体制が整っていたり、子育ての真っ最中の方でも、保育園が併設していたり、休みの融通がある程度きくなど、働きやすい環境になっています。
少しでも高齢者の介護に興味を持っていて、患者さまのために手助けをしたいという気持ちがある方には是非一緒に働いていただきたいです。
ここで「やりがい」を感じてもらい、働き続けたいと思ってもらえるよう、今いる職員も協力していきたいと思っています。
募集要項(医療法人さわらび会 福祉村病院)
募集:看護師(正社員)
職種 | 看護師 |
業務内容 | 看護業務 ・経管栄養(PEG、経鼻、腸ろう) ・点滴、注射・バイタル測定、体位変換、保清 ・入浴介助、排泄介助、認知症ケア ・レクリエーション ・看取りやターミナルケア ※病院と介護医療院で業務に違いがあります。詳しくはお問い合わせください。ご希望は考慮させていただきます。 〜職場見学ご希望の方 歓迎します〜 |
雇用形態 | 正社員 |
月給 | 260,000円(基本給:235,000円、資格手当20,000円、住宅手当5,000円) <その他手当> ・夜勤手当 75,000円(15,000円/回×5回) ・皆勤手当 10,000円 ・日直手当 4,000円/回 ・世帯主手当 3,000円 ・家族手当 子(18歳未満)5,000円〜、60歳以上の同居直径尊属5,000円〜 ・通勤手当 月額上限28,000円 |
賞与 | 年2回 |
昇給 | あり |
勤務時間等 | (1)9:00-18:00 (2)17:00-9:30 (3)17:30-9:30 交代制 (2)、(3)の夜間勤務については休憩120分 フロアにより早番(8:00ー17:00または8:30ー17:30)、遅番(9:30ー18:30)勤務があります。 |
時間外労働 | 月平均1時間 |
休暇等 | 週休二日制 有給休暇取得率58%、特別有給休暇制度あり 6ヶ月経過後の年次有給休暇日数10日 |
その他 | (1)利用可能託児施設あり 託児施設【無料】利用については応相談 (2)様々な教育・資格習得支援あり 復職支援セミナー、入職後研修(キャリアフォロー)、認定看護師資格修得支援制度など (3)短時間正社員制度あり 子育て中の方、ブランクのある方も安心してお勤めいただけます。 見学、インターンシップ随時開催中ですので、まずはご連絡ください。 |
企業情報(医療法人さわらび会 福祉村病院)
会社名 | 医療法人 さわらび会 福祉村病院 |
事業内容 | 医療 |
会社住所 | 〒441-8124 愛知県豊橋市野依町山中19番地の14 |
会社HP | 精神内科/介護医療|豊橋 福祉村病院 | さわらびグループ (fukushimura.net) |
電話番号 | 0532-46-7511 |